昔(?)のハードディスクやプリンタなどのインターフェースはパラレル(並列)バスだったのに、いつの間にかシリアル(直列)バスが全盛の時代になってます。
そういえば、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)もその名前が示すようにシリアルですね。
同じデータ量を送るのならパラレルバスの方がたくさんの線を使っているので早いはずなのになぁ〜?なんて、思っていました。
そしたら、それが大きな勘違いだったようです。(^_^;)
確かに、一昔前のようにデータの通信速度が遅い場合はパラレルの方が早かったようです。各線から送られてくるデータの同期に必要な時間がそんなに問題にならないですものね。
でも、データの通信速度がある程度以上になってくると、パラレルバスの場合、各通信線から送られてくるデータはかならずしも同時に着く訳ではないので、同期作業(?)に時間がかかって遅くなるようです。
このため、たくさんの通信線を使う優位性が無くなるばかりか、かえって高速通信の足を引っ張ることになるみたいですね。
これで、現在シリアルバスが優位に立っていることが、ようやく理解できました。(^_^;)
シリアルなら、データは送られてくる順番通りですから、いくら速度が上がっても、後ろのデータが先に到達するなんてありえませんものね・・・。 うん、納得!(^_^;)
でも、スパコンの「京」なんて、ものすごい数のCPUを並列に動かしているのでしょう? いったい、どうやって、同期をとってるのだろう・・・?(^_^;)